ウィンダム選手権:コース上で携帯使用OK!どうなる初の試み?!

忘れてました。今日から始まるPGAツアー「ウィンダム選手権」で興味深い実験が行われます。なんと、会場内での携帯使用を認め、電話、メール、ツイートをしてもOKなのです。しかも、練習日ではなく、本選で。PGAツアーでは初の試みです。

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photo: zimbio.com


「言ってみれば我々は実験台。今回はテストケース」


と、トーナメントディレクターのマーク・ブラジル氏。これまでにギャラリーから「家族と連絡が取れない」「仕事の連絡がしたい」という要望が多々あったため、今回の実験に踏み切ったそうです。


携帯を持ち込めるといっても使う上ではいくつか条件があり、


・本選中の動画、写真撮影はNG
・携帯を使う際は会場内に設けられた「指定エリア」でのみ使用可
・会場内では絶対にマナーモードにすること


とのこと。携帯が持ち込みOKになったからといって、ツイートする人や写真を投稿する人が増えるかといえばそうではないかもしれません。どちらかというと携帯を使えないと困る人たちのためのテストだそうです。


試験的とはいってもこの試合の結果次第でFedEx Cupプレーオフへの進出がかかっている選手もいます。大会運営側としては、グリーン上やティグラウンドの周りにボランティア、警備員の数を増やし、万が一ルールを守れない人がいた場合は即座に携帯を没収するとのこと。


「規制されていても、隠して持ってくる人はいたわけで、持ってきても良いことにすれば、そのようなルールを作ってくれたことを尊重し、指定エリアを頻繁に使ってくれるでしょう。ギャラリーは10歳児のように扱われていないことをありがたく思うでしょう」


とディフェンディングチャンピオンのライアン・ムーア。「じゃ俺もティグラウンドから友達にメールしようかな」と冗談交じりに言っていました。


本当に全員がマナーモードのルールを守れるのでしょうか...。着信音を切るのを忘れてしまう観客も出てくるでしょう。


ロバート・ガリガスは


「もし誰かがテイクバックしている時に鳴らされたら、その携帯はすぐに没収だろうね。我々にとっては一打が数千ドルになる。大事な局面のスイングで思わずビクッと動いてしまい、その原因が自分で起こしたものでなければ相当怒るだろうね」


その後、携帯は指定エリアでのみ使えると聞かされたガリガス。


「素晴らしい。ティグラウンドの真後ろにないことを願う」


と言っています。中には神経質になってしまう選手も出てくるでしょう。大きな事故がないことを祈ることにしましょう。


今回の試みはUSGA、PGA of America、LPGA(ひょっとしたらマスターズ)なども興味津々に見ることでしょう。大会運営者にとってデジタルメディア、ソーシャルメディアと今後どう付き合っていくかはここ数年抱えている大きな課題。先日の全米プロゴルフ選手権のテレビ視聴率は下がっていたのに対して、ネット映像視聴率が前年度比6倍増というニュースも出ていました。モバイルメディアの急激な進化も今回のテストに繋がっているのかもしれません。何も問題が起こらなければ、次のステップがあるのでしょう。


SNSなどで情報は発信してほしいけど、携帯を持ち込まれたら何をされるかわからない-この問題は万国共通。その第一歩をPGAツアーが踏み出してくれました。


日本ツアー関係者にも今回のような実験は追求してほしいぁ。


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