Putt is (BIG) money!デイブ・ストックトンの助言で甦ったアダム・スコット

先週のバレロ・テキサス・オープンで2008年バイロン・ネルソン選手権以来2年ぶり、PGAツアー通算7勝目を飾ったアダム・スコット。低迷が続きコース外での話題が先行していましたし、母国のヒーロー、グレッグ・ノーマンが設計したコース(AT&Tオークスコース)で初めて開催された今大会に優勝できたこともあって、喜びもひとしおだったことでしょう。


しかし、僅か2週間前まで、スコットは優勝どころか予選を通過するのが精一杯。そんなスコットの勝因はこのゴルフの格言につきます。


「Putt is money」です!


スコットは今年グリーン上で大苦戦。ラウンドの平均パット数は30.47とツアーで186位。3週間前のクウェイルホロー選手権、予選ラウンド2日間で要したパット数は69。初日の「78」は3パットが5回、そのうち一つは4パット(しかも、オーバーしたのではなく、全4打が手前に残る)。完全にハマってしまっていました。


その2日目、スコットは会場にいたパッティングの名手にSOSを出したのです。デイブ・ストックトン。昨年のFedEx Cupプレーオフ最終戦直前にフィル・ミケルソンにショートパットのアドバイス。ミケルソンのパッティングは変貌し、タイガー・ウッズを逆転しての優勝。更に、ミッシェル・ウィにも同じくアドバイスをし、ツアー初優勝に導いたことも有名な話になっています。


スコットへのアドバイスは端的でした。


「左手主導で、右手は置いて流すだけ」


だったそうです。そして翌週のザ・プレーヤーズ。練習ラウンドでもストックトン氏の息子(デイブ・ストックトンJr.)にも見てもらいながら感覚を取り戻していったのです。初日のスコアは「70」、要したパット数は27。


「これは上手くいきそう」


と、好感触を得た翌週に優勝。バレロ・テキサス・オープンでの4ラウンドのパット数は27-29-28-25、計109パット。細かい技術的なアドバイスではなく、本当にちょっとした一言が必要だったのでしょう。プロの感性って実に紙一重なんだな、と改めて思い知らされました。


にしても、ストックトン氏の魔法はすごいですね。


次は誰を救ってあげるのでしょうか...。

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