
photo: golf.com
■マスターズについて(Part1)
今年の全英オープンで3位タイに入ったノーマン。3位(または3位タイ)には来年のマスターズ出場権が与えられる。
マスターズのオーガスタナショナルはノーマンが最も憧れる舞台だ。ゴルフの女神に見放された場所でもある。1996年大会では最終日を6打差リードして迎えるも、ニック・ファルドに逆転され暫く立ち直れなくなった。それだけ、マスターズへの思い入れは強い・・・はずなのだが。
先週、優勝争いが架橋に入ったあたりから、ノーマンは「ゴルフはうんざり」という態度をあからさまに見せ始めた。全英オープン後に出場を予定しているのは今週の全英シニアオープンと翌週の全米シニアオープン選手権の2試合のみときっぱり言い切り、その理由は「ゴルフ以外の本業(ビジネス)が忙しい」からだと言う。
そして、全英オープン終了後、夢の舞台への出場権を獲得できたことを聞かれたノーマンは一言。
「ちょっと待て・・・勘弁してくれ」
来年の春先のことまで考えたくないようだ。
■マスターズについて(Part2)
ノーマンの反応とは裏腹に、キャディのストリックラーは冗舌だった。
「マスターズに出られるのか!?残念賞まで貰えたな」
キャディは行く気満々である。
■奥様もコートに復活!?
クリス・エバートは女子テニス界で一世を風靡したプレーヤーだった。マルティーナ・ナブラチロワ、ステッフィー・グラフらと名勝負を演じ、世界トップの座にも君臨していた。
そんな彼女から見た今のノーマンとは・・・。
「彼は今まで感じたことのないような
平和な心を持っていると思うわ。
今週、全くキレなかったことが嬉しかった。
何にも動じなかった。
彼は自分にとても厳しい人だけど、
今週は彼のことを誇りに思う。
きっといい精神状態なのかな・・・」
ノーマンと同じ53歳のエバート。ノーマンがやってのけてみたように、彼女もこの歳でテニスのグランドスラム大会に出場できるか、と聞かれ笑いながら一言。
「引退してから18年も経つのよ。だから、無理。
しかも、今の選手たちはみんなよく走る。
それが問題」
ですよね・・・。でも夫婦揃ってテニスのエキシビションマッチなんかやってみたら大きなギャラリーが集まるんじゃないでしょうか。
■ノーマンの名言Part1
「正直、俺は多くの人を驚かせたと思う。
でも同時に、今こうなってみて考えてみると、
勝っていたらどうなっていたかな、と・・・。
もし勝っていたら、もっとゴルフをしなければいけない日々になり、
それって本当に自分が今求めているものではなかったりする。
言い訳をしているわけではないんだ。
「結局、何歳であろうが、
自分が何かを追い詰めて、
夢を追いかけたいなら、
それはできるということを
わかってもらえたら嬉しい。
「俺の場合、最後は失敗した。
ただ、本当に欲しいものがあるなら、
やれるんだということを見せることができたし、
そういうポジションに自分を置くことができた」
■ノーマンの名言Part2
最終ラウンド後、ロッカールームのそばで記者陣に囲まれていたノーマン。疲れきった旦那に「ビール飲む?」と気を使いエバートが寄り添ってきた。
ノーマンは首を横に振り、微笑んだ。
「いいや、いらないよ」と言い、記者たちの目を気にすることなくエバートにハグとキスをした。
「俺が欲しいのはお前だけだよ」

注目キーワード
コメントする