ケニー・ペリー、姉を亡くした翌日にシニアツアー初優勝

シニアツアーの年齢規定(50歳)に達してからPGAツアーとチャンピオンズツアーを行き来しながらプレーしているケニー・ペリー。最後の優勝(2009年のトラベラーズ選手権)から2年以上遠ざかっていましたが、先週の「SAS選手権」で見事にシニアツアー初優勝。


でも勝利は二の次だったようです。

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photo: zimbio.com


この大会の最終日の前夜にペリーの姉ケイさんが乳癌のため他界。奇しくも、同じく癌で亡くなった母ミルドレッドさんの二回忌の日でもあったのです。


優勝争いをしていたとはいえ、最終日の出場も最後まで悩んでいたそうです。


「昨夜、訃報を聞き、長い夜だった。寝られなかったし、飛行機に乗って家に帰ろうとも思った。でも父から電話があり、『息子よ、明日はケイのためにプレーしてあげなさい』と言ってくれた。


「今日はとても落ち着いていた。緊張もしなかった。いつもなら神経質になって、ピリピリしてるけど、今日は...士気が低かった。落ち込んでいたからか、スイングのリズムが安定していた。焦ることもなかったし、ボールをうまくコントロールできていた。


「勝つことは考えていなかった。彼女(ケイさん)のために頑張るだけで、どういうことか、17番ではイーグルパットがカップの底に落ちていった。きっと彼女たちが見てくれていたんだと思う。助けてくれたんだと思う。優勝は嬉しいけど、これよりも姉の命を取り戻したい」


と語ったペリー。


やっぱりスポーツは勝負でもあり、「ドラマ」なんですね。


一昨年のマスターズ、届きそうで届かなかったメジャータイトル。シニアになっても、またオーガスタの舞台でベテランらしいプレーを見せてほしいものです。

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