タイガー・ウッズがランキングトップ50から初めて姿を消す一方、世界ランキング1位のルーク・ドナルドは着々とポイントを稼ぎ、2位以下とのポイント差を広げています。トップの座に就いて早19週間(ハヤッ!)。
PGAツアーの解説者(日本もアメリカも)やライター(僕も含め)は、ルークについて語ろうとすると
「安定感」(英語で言うと "solid")
というフレーズをよく使います。それが最もしっくりくるからなんですが、この「安定感」という言葉が非常にチープに聞こえてしまうとんでもない記録をルークは樹立していたのです。そして、その記録が先週の「アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権」で途絶えてしまったのです。

photo: zimbio.com
あまり話題にはなりませんでしたが、初日の7番ホール(インスタートだったため16番目のホール)でパーオンするも24メートルからのバーディパット、残っていた2メートル強のパーパットも外し3パットのボギー。
なんだ、ただのボギーじゃん・・・と思われるかもしれませんが、実はルークは「3パットなし」の連続ホール記録を積み重ねていて、このホールの前に3パットしたのが7月末のRBCカナディアンオープン、
その間プレーしたラウンド数は25ラウンド、
ホール数で言うと、なんとなんと、449ホール!
よんひゃくよんじゅうきゅー!?
これはもちろん、現役では断トツトップ。アマチュア、トップアマでも1ラウンドで何回3パットするか・・・。
この記録の2位が(これまたある意味驚き!)セルヒオ・ガルシアの131ホールで、ルークの1/3以下。昨今話題になっている「中・長尺」パターで少しでもアドバンテージを得ようとする選手が多い中、道具に頼らずここまで正確なパッティングをしているのはホンモノの証ではないでしょうか。
ルークが世界No.1であることについて未だに
「でもメジャーを取っていない」
と言う人もいるようですが、この「449」を印籠にでも刻印して、堂々と世界トップの座を守っていってほしいものです。あっぱれ!
