「賞金王」をかけた最後のガチバトル!ドナルドVSシンプソン@ディズニー

今週、米フロリダ州で開催される「チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシック(通称:ディズニー)」がPGAツアーフォールシリーズの最終戦。毎年この時期に言っている気がしますが、1年経つのが早い!


FedEx Cup「フォールシリーズ」導入から早5年。これまでは来季のシード権争いのみが焦点となっていて、多くの選手にとっては「消化試合」的な要素が強かったですが、今年はタイガー・ウッズが出場するなど注目されています。


中でも今週のディズニーが異様な注目を浴びています。

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このディズニーで注目を浴びているのが、世界ランキングNo.1ルーク・ドナルドと今季大躍進の新鋭ウェブ・シンプソンの「 PGAツアー賞金王」をかけた直接対決。ルークは欧米両ツアーのメンバーでもあり、欧州では2位ロリー・マッキロイに130万ユーロ以上をつけ自身初の賞金王タイトルをほぼ手中に収めています。


そのルークは先週の「マックグラッドリー・クラシック」まで米ツアー賞金ランキングでもトップに立っていて、史上初となる「欧米両ツアー賞金王」が視野に入っていたのですが、そこで待ったをかけたのがシンプソン。今季序盤で2度2位に入るなど活躍はしていたもののあと一歩届いていなかったのですが、プレーオフ直前のウィンダム選手権で悲願の初優勝。これがきっかけでブレークしたシンプソンは、続くプレーオフ初戦のザ・バークレイズで10位タイ、第2戦のドイツバンク選手権で2勝目、BMW選手権で5位に入り、一気に賞金王争いに加わってきたのです。


先週のマックグラッドリーの時点で1位ルーク、2位シンプソン。その差は約69,000ドルあり、シンプソンがルークを抜いて1位になるためには15位タイ以上に入らなければいけない条件。プレッシャーのかかる状況で、シンプソンはいきなり初日トップスタートを切り、これで闘争心に火がついたルークは翌日(金曜日)にディズニーに出場することを表明。続けてシンプソンも2週連続出場を明らかにし最終戦で決着、という流れになったのです。


結果、マックグラッドリーで単独2位に入ったシンプソンはルークを抜き1位に浮上、逆に363,029ドル差をつけて最終戦を迎えることになりました。


そこで、現段階でのPGAツアー賞金ランキングをおさらいしておくと、


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1. ウェブ・シンプソン:$6,200,243
2. ルーク・ドナルド:$5,837,214
3. ニック・ワトニー:$5,290,673
4. 崔 京周:$4,434,691
5. ダスティン・ジョンソン:$4,309,961
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ご覧のとおり、かなりの混戦。ただ、今回の焦点はあくまで1、2位の両名で、ワトニー、チェさん、ジョンソンは出場してきません。


そして、ルークがシンプソンを抜くためにはどういうシナリオが想定できるのか...。現実的にはかなり厳しい状況で、ルークが1位に返り咲くためには3つのシナリオしかなく、絶対条件としてドナルド自身が


2名以下による2位タイ以上


でフィニッシュしなければその時点でシンプソンに軍配が上がります。さらに、


■ルークが2名による2位タイに入れば、413,600ドルを獲得しシンプソンを50,571ドル上回る。シンプソンは23位タイ以上でフィニッシュすれば賞金王。


■ルークが単独2位に入れば、507,600ドルを獲得しシンプソンを144,571ドル上回る。シンプソンは単独8位以上でフィニッシュすれば賞金王。


■ルークが優勝すれば846,000ドルを獲得しシンプソンを482,971ドル上回る。シンプソンは単独2位でフィニッシュすれば賞金王。


ちなみに、ドナルドはこの大会に出場するのは2003年以来で、その年は予選落ち。シンプソンは昨年出場していますが、40位タイと低迷しています。ただ、「5年間のシード権」がかかった賞金王争いになると、相性や過去成績などよりどれだけタイトルが欲しいか、両者の「プライド」のぶつかり合いになるでしょう!


でも結果論ですが、先週のマックグラッドリーでシンプソンが2位に入ったのがここにきて大きなクッションになっていますね。


逆に言うと、ベン・クレインがプレーオフで負けていたら、シンプソンの賞金王が9割方確定していたのかも・・・。


シンプソン有利で始まる今週の最終戦。目が離せない戦いになりそうです!

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