【USGAからの返事】全米女子オープン、上田桃子のボールが動いた疑惑についての見解

先日、私がUSGA(及びR&A)宛に送った上田桃子のボールが動いていた疑惑に関する問い合わせの返事が来ました。これまでの経緯は下記を参照ください。


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>過去の記事
 ・上田桃子、全米女子オープンの件は「何とも判断しにくい状況です」って
 ・(続)上田桃子、過少申告疑惑:より鮮明な動画アップされました
 ・【上田桃子、過少申告疑惑】テレ朝が何もしないので、USGAに説明要求文書を送ろうと思う。署名(コメント)ください
 ・全米女子オープン初日:上田桃子、過少申告の決定的瞬間!?これは完全アウトです[動画あり]

上田桃子のボールが動いた動画 

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取り急ぎ、本文とその日本語訳を付けて紹介しておきます。気になった点(日本語)に下線を引いておきます。


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Ueda Incident at US Women's Open‏
(メール件名)全米女子オープンでの上田に関する出来事について


Your question to the R&A was forwarded to the USGA as the USGA conducts the U.S. Women's Open.
R&A宛に送られた質問は全米女子オープンを主催しているUSGAに転送されました。


Please see the below statement regarding the situation in question. It should answer your questions, but please let me know if you have any further questions.
お問い合わせの内容に関する下記の回答をご参照ください。あなたの質問に対する回答になっているとは思いますが、その他質問がありましたらお問い合わせください。


Clarification of Rules Incident Involving Momoko Ueda at U.S. Women's Open
全米女子オープンでの上田桃子に関する出来事についてのルール説明


On the 1st hole of the first round of the 2009 U.S. Women's Open, it appeared that the ball of Momoko Ueda moved after she had addressed it on the putting green. If the ball did move, she would have incurred a penalty stroke under Rule 18-2b and then been required to replace the ball.
2009年全米女子オープン初日の1番ホールにて、グリーン上でアドレスに入った後、上田桃子のボールが動いたかに見えた。もしボールが動いていれば、規定18-2bに伴い、1打罰を被ることになり、ボールをリプレースすることを要求されていた。


The United States Golf Association, which conducts the U.S. Women's Open, did not become aware of this incident until after the competition had closed. During play the USGA did receive two e-mails about the incident but mistakenly believed the e-mails referred to Ms. Udea's second round. The USGA reviewed the video relating to Ms. Ueda's play for the 1st hole of the second round and concluded that the ball had not moved. It was not until after the close of competition that it was clarified that the incident in question occurred during Ms. Ueda's first, not second, round of the championship.
全米女子オープンを主催するUSGAは競技が終了するまで本件に関しては気付かなかった(知らされなかった)。競技開催中、USGAは本件に関して2件のメールでの問い合わせを受けていた。しかし、それらの問い合わせが上田選手の第2ラウンドのプレーに関するものだと誤って信じてしまった。よって、USGAは上田選手の第2ラウンドの1番ホールをビデオリプレーで見直し、ボールは動いていなかったと結論を出した。問題になっている出来事が上田選手の第2ラウンドではなく第1ラウンドであることが明確になったのは競技が終了してからであった。


As the USGA learned of this incident after the competition had closed, it was obligated, under Rule 34-1b, to ask Ms. Ueda whether she was aware, before the competition closed, of the penalty for her ball moving after address. Ms. Ueda stated that she did not become aware of this
situation until the day after the U.S. Women's Open. As she was not aware of the penalty before the competition had closed, no penalty could be imposed after the competition, and the results stand. The USGA considers the matter closed.
USGAは競技終了後にこの出来事を知ったため、アドレス後にボールが動いていたことを競技終了前に気付いていたかを上田選手に聞く義務があった(規定34-1bに従い)。上田選手は全米女子オープンが終了した翌日までこの事実を知らされなかった、と述べた。競技が終了する前にペナルティーについて気付いていなかったため、競技後にペナルティーを科すことはできず、その結論は有効であるものとする。USGAは本件に関してもう打ち切りだと考える。


Sincerely,


John Morrissett
ジョン・モリセット
Director, Rules of Golf
ディレクター、審判員


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以前の記事に多くの方からコメントをいただきましたが、個人的には、これが最終回答のような気がしています。皆さんの意見などを拝見しながら思うところは色々とありますが、結局は下記につきるのかと(私見ですが)・・・


「本人が気付かなかった」という証言が全ての証拠に勝るということ。
 これはある意味、ゴルフが「自己申告」のスポーツだということなのかな、と。


USGAに審議を申し立てるのが遅かった。
 下記の返信の内容によると、大会期間中に2件の問い合わせがあったとのこと。しかし、第1ラウンドの1番ホールに関しての問い合わせであることが明確になっていなかったため、問題となっている場面が審議にかけられることがなかった。これは、ひとえに、私がニコニコ動画で見て、その問題に気付き、明確に、且つ迅速にUSGAに問い合わせをするべきだった、と反省しております。もう少し早く動いていれば・・・。


このメールの返信によると、上田桃子は本件について競技終了後の「翌日(現地13日)」に気付いていたということになります。そして、「本人が書いた(自称「上田の弟」とコメントされた方)」ブログのエントリー「今回の件について」が19日付けになっています。その間に3本のブログのエントリーが書かれています。競技の翌日から19日の間まで、本人はどのような心境でファンに向けてメッセージを送っていたのでしょうか・・・。別に何を疑っているわけではありませんが、考えさせられます。


当然、何もなかったかのようにその後全英オープン、全英女子オープンといった世界のメジャー大会を中継していたテレビ朝日のスタンスは論外です。


とりあえず、今回の件はこれでお終いにしようかと思います。個人的にもルールのことや、皆さんの様々なご意見、色々と勉強させてもらいました。コメントをいただいた方々、ありがとうございます。

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