ロリー・サバティーニ VS. ショーン・オヘア、仁義なき戦い終わりましたか?(はい、終わりました)

情報が攪乱していて何が真実なのかを突き止めるのにもう少し時間がかかりそうですが、どうやらツアー屈指のトラブルメーカー、ロリー・サバティーニがまたやらかしてしまったそうです。「お前ええ加減にせーよ」と正義役(?)を買って出たのが若手のホープ、ショーン・オヘア


何が正義で何が悪なのか・・・時系列に振り返っていきます。

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photo: zimbio.com


遡ること3か月、ノーザントラスト・オープンでのこと。サバティーニ、オヘア、そしてスチュワート・シンクが同じ組で予選ラウンドしていて、サバティーニは5番ホールの第2打をグリーン右の深いラフに入れてしまったのです。


「雨も降っていて、タフなコンディションだった。みんな予選を通過しようと必死で、少し前の組にも置かれていた。いろんな要素が絡み合っていて、事件が起きた」


と振り返ったシンク。「同じ組の一人」とだけ言い、詳細については言及はしませんでしたが、目撃者の話によるとサバティーニは第3打地点には、ShotLinkを計測する10代のボランティアの少年がいて、サバティーニのボールが落ちたであろう地点に空のペットボトルを立てて目印にしていたとか。ボールとライを確認したサバティーニは少年がペットボトルを置いたせいで、ボールが更に深く潜ってしまったと噛み付いたそうなのです。トレードマークのドクロベルトまで外し、地面に叩きつけ、少年に向かって罵声(放送禁止用語)を連発したとのこと。シンクのキャディ、フランク・ウィリアムズは「あれほど酷いものは見たことがない」と言えば、シンク自身も「あの光景はゴルファーとして恥ずかしかった。彼は私に直接謝罪してきた。あの言葉が彼の本心であって欲しい」と振り返っています。


結局、あまりにもラフが深かったため、少年がマークしたボールはサバティーニのものではなかったのですが(付近に3個ボールが見付かった)、ボランティアの少年に対してあまりにも酷い態度で接するサバティーニを見かねたオヘアが二人の間に入ったそうなのです。一触即発の場面だった、と目撃者は語っていたようです。


後日、ボランティアの少年はPGAツアー宛に5ページにおよぶ手紙を書き、その時の出来事を告白したとのこと。PGAツアーは事情聴取をしたのですが、サバティーニは関係者、少年、その他彼の言動で気分を害した人に謝罪をすることで出場停止、ツアーカード没収などの処分は免れたそうなのです。この2週間後、サバティーニはホンダクラシックを優勝しています。


そして、2か月後のPGAツアー第18戦「チューリッヒクラシック」の2日目。オヘアとサバティーニの関係は「キャリーオーバー」していたようです。不幸にもまた予選ラウンドで再び同じ組になったオヘア、サバティーニ、そしてパット・ペレス。14番ホールのフェアウェイで何かが原因となり口論に発展。短気な性格で有名なペレスが絡んでいなかったのが何とも皮肉なのですが、「何も言えないよ。ツアーから何も話さないようにって言われてる」と黙秘を貫いています。


一部の関係者の話によると、予選ラウンドの2日間、サバティーニはプレーの進行の遅さに苛立ちを感じていたのだとか。そして、他の選手よりも若干遅いオヘアに対してスローペースは問題か、と問いかけたところ、


「スロープレーよりもお前(サバティーニ=超高速プレーヤー)と一緒にラウンドさせられていることがプレーイングパートナーは2打罰を食らった気分だ」


と、オヘアが完全に喧嘩を吹っかけたそうなのです。目撃者の話によると、オヘアの義理の父でキャディの(そして大学バスケットボールの「審判」でもある)スティーブ・ルーカスが間に入らなければ小競り合いになり、「どちらかが血を見ていた」ほどヒートアップしてしまったそうです。両者はプレーの方でもいいところがなく予選落ち。この直後から処分の可能性や実際にその日に起きたことなど、いろんな噂が飛び交い始めたのです。


今年に入って2度目のコースでのトラブルを起こしたサバティーニは何かしらの罰則を受けるとの見方が多かったようですが、チューリッヒクラシック後のウェルズファーゴ選手権(3位)、ザ・プレーヤーズ(26位タイ)と出場していて、オヘアはウェルズファーゴを開幕直前に辞退し、時を同じくしてコーチのショーン・フォーリーとも決別しています。先週のザ・プレーヤーズには出場、5戦連続予選落ちから一転、19位タイに入っています。


ザ・プレーヤーズの会場で、両名はPGAツアーのオフィシャルに呼ばれているのも目撃されていて、大会金曜日のラウンド後に両者は初めてコメントをしていました。サバティーニは罰せられるべきか、と聞かれ、「いいえ」とオヘアは即答し、表向きは仲直りをしたようです。


「彼(サバティーニ)からメールをもらって、電話を掛けてきて欲しいとあったから電話した。彼も、俺も謝った。前に進まないと。人生短いんだから、いがみ合っていては何も生まれない。具体的な話はしないけど、俺は自分を守ろうとしていて、プレーの進行の遅さが原因ではない。ロリーと俺はコース上でやり合ってしまったことは事実。もう少し俺が大人な対応をしていればよかった。せめてラウンドが終わるまで待つべきだった。PGAツアーとも話した。俺は自分の言い分を言い、きっとロリーも彼の立場で説明したはず。PGAツアーは最善を尽くして対処してくれることだろう」


とオヘア。一方、サバティーニは


「二人で話して解決した。俺たちにとってここは職場だし、ここでお互いに不信感や敵対意識を持って仕事に来たくないからな」


とコメントしています。年齢ではサバティーニが6つも上なんですけどね・・・。もう少しトゲが取れてくるといいんですけどね・・・。


ブッチ・ハーモンがSky Sportsの番組内で早ければ今週の月曜日(16日)からサバティーニは出場停止処分になる、と言及したことに対しても反論。


「お前らはすぐツラれるんだな。彼(ブッチ)がどこでそんな情報を仕入れたのかは知らないけど、ちゃんと情報源を確認した方がいいぞ」


と激怒していたみたいです。


一先ずは血を見なくても済みそうですが、どちらか(特にサバティーニ)は何かしらの処分を受けるかもしれませんね・・・。ただ、PGAツアーは個々の選手の処分、違反について一切情報を公にしないため、当事者からコメントがない限り今回の一件はお蔵入りかもですね。


分かっていることはただ一つ。


この二人、しばらく同じ組に入れられることはないでしょうw 決勝ラウンドで一緒になった日には、カメラマンもギャラリーも要注目するんでしょうね!

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