PGAツアーの流行は「ロンゲ」?!

去年あたりからだろうか、PGAツアーである「スタイル」が流行っている。それは、従来のゴルフの「清潔で紳士のスポーツ」というイメージを根本的に覆すものでもある。

それは「ロンゲ」だ。


特筆すべきはこの2人(日本ではまだまだマイナーだが...)。


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photo: Capital PR
チャーリー・ホフマン


そして


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photo: pgatour.com

ブランド・スネデカーだ。


そう、いまPGAツアーでは「ワイルドな長髪(ロンゲ)」が注目されている。


パッと見、お世辞でも清潔とは言えない。タイガー・ウッズ、ビジェイ、ガルシアなど、ツアーを代表する顔の選手たちは、揃って短髪が多く、彼らの身だしなみは「ゴルフ=紳士のスポーツ=保守的」な象徴でもある。


ホフマンとスネデカーのヘアスタイルは「ファンキー」であり「ワイルド」なイメージを観客に与え、従来は保守的なイメージのゴルフ界に新たな風を吹き込んでいる。見ている方からすると、その印象が彼らのプレースタイルとダブり、そして、彼らはどこか「接しやすい」選手になる。さらに、両選手とも2007年に優勝していて、これからのツアーを引っ張っていく選手としてそのプレーでも注目されている。「過去の概念にとらわれない環境」。これがPGAツアーの醍醐味の一つでもあると思う。


特に、ホフマンのヘアスタイルはどこにいっても指摘されている。試合で彼らを見かけた観客からは多方面から「野次」が飛ぶ。


「おまえ床屋にいった方がいいぞ」


「髪の毛が帽子にくっ付いているみたいだ・・・あいつ、実はヅラなんじゃないか?」


とある大会でティーグラウンドに上がってきたホフマンに対し、70歳をゆうに越えていたであろうおじいさんはこう言った。


「俺も350ヤード飛ばせるなら、髪を伸ばし始めようかな」。言うまでもなく、このおじいさんは綺麗なまでに髪の毛が残っていない。周囲の観客も大爆笑。ホフマンも思わずおじいさんに向かって笑顔を振りまいていた。


彼らにとってそれは「野次」ではなく、「賞賛」であり最高の誉め言葉なのだろう。外見や派手なパフォーマンスは観客を魅了する要素の一つでもある。そう自覚しているからこそ、プレー以外での己のアイデンティティーを探し続けている。


今週の「セント・ジュード・クラシック」が開催されているテネシー州メンフィスはスネデカーの出身でもあり、奮起に燃えている。初日を終えて首位と4打差、11位タイと好位置。


スネデカーが一躍有名になったのが昨年のビュイック・インビテーショナルで初日「61」でタイガーら強豪を圧倒したラウンドからだった。結局3位に終わり、シーズン終盤の「ウィンダム・チャンピオンシップ」でツアー初優勝を飾った。


今週の活躍次第では、「ロンゲ」ブームが更に勢いを増すかもしれない。


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