フィル・ミケルソン、タイガーがいないと活躍できないという都市伝説?

先週のクラウンプラザ・インビテーショナルで優勝していればタイガー・ウッズに代わって世界ランキングNo.1の座になっていたフィル・ミケルソン。2000年、08年に優勝している大会とあって期待は高まりましたが、結果は予選落ち。世界トップの座への昇格はまたしてもおあずけとなりました。


ここぞという時に力を発揮するミケルソンですが、彼が活躍する時にはある共通項があるようです。


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photo: zimbio.com


昨年のFedEx Cupプレーオフ最終戦「ツアー選手権」でタイガーを破ったミケルソン。実はその試合を含め、タイガーとミケルソンが共に出場した試合は5試合あり、ミケルソンはうち3勝(ツアー選手権、WGC HSBCチャンピオンズ、マスターズ)、2位1回(クウェイルホロー選手権)と抜群の成績を残しているのです。もう1試合のザ・プレーヤーズでは結果17位タイに終わりましたが、最終日のスタート時点では首位と5打差につけていました。


逆に、タイガーがリハビリで戦線離脱をしていた今年のマスターズまでの期間、ミケルソンは7試合に出場していて、トップ10がわずか1回(AT&Tペブルビーチの8位タイ)であとの6試合は19位タイが最高成績。そして先週の予選落ち。。。タイガーが同じフィールドにいる時とそうでない時の戦績の差が激しすぎるのです。


となると、「やはりミケルソンはタイガーを意識しているのか?」、「タイガーがモチベーションの一つになっているのか?」と考えてしまいます。ひょっとしたらこのデータは偶然かもしれませんし、たまたまそのときの調子や外的要因が成績を左右していたのかもしれません。


でもどのスポーツを見ても、トップレベルの選手同士は必ずといっていいほどライバル関係で、直接対決にここ一番の力を発揮する選手は多いです。ミケルソンにとってタイガーはライバルであり、自分をもう一段高いレベルでプレーさせてくれる良い刺激なのかもしれませんね。


1986年に世界ランキングのシステムが導入されて以来、タイガーは1,256週間のうち約半分にあたる601週間トップに君臨しています(直近の259週間を含む)。これだけタイガーのライバルとして取り上げられているミケルソンですが、実はこれまでにPGAツアーの賞金王にも年間最優秀選手にも選ばれたことがないんですよね。それだけタイガーが活躍してきた時期が長かったということでしょう。


世界No.1になれる日が近いのではと聞かれたミケルソンは、


「いい響きだね。プロゴルファーであれば誰もが目指すものだし、私自身達成したことがない。でも言うは易し行うは難し。そのチャレンジを楽しみにしているし、一番の座を奪えるチャンスをものにしたい」


と言っています。


ミケルソンは今年の全米オープンの週に節目の40歳の誕生日を迎えます。全米の舞台は得意とするペブルビーチ・ゴルフリンクス(AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマ選手権を3度優勝)。勝つようなことがあれば、今年は「タイガーに有利なコース」と言われていたメジャーイヤーに、ミケルソンのグランドスラムが見えてきます。


そして、それを実現できる日があるとすれば、そこにはタイガーも必ず出場しているんでしょうし、出場していて欲しいですね。


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