帝王ニクラウス「タイガーは私の記録を破る」

先週の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」でまさかの1回戦敗退を喫したタイガー・ウッズ。世界ランキングも5位まで落ち、欧州勢の波に完全に飲み込まれています。


そして迎える今週の「ホンダクラシック」。タイガーは出場しませんが、開催コース「PGAナショナル」を再設計した帝王ジャック・ニクラウスがプロアマに参加し、久しぶりにタイガーの近況について公言をしました。


見限るのにはまだ早い-そう信じているようです。


jacknicklaus0303.jpg
photo: zimbio.com


「彼は私の記録を破るだろう-そう信じている。まだ立ち直っていないことに驚いている。上達することへの意欲、目標を達成することへの執着心は素晴らしいものがある」


とニクラウス。


ご存じのとおり、タイガーは現在メジャー14勝。ジャックの記録まではあと4勝のところまで来ていますが、ここにきての不調もあり、もう届かないのではないか、とまでも言われ始めています。タイガーが最後にメジャーを優勝したのは2008年全米オープンで、今年のマスターズでは34カ月ぶりのメジャー優勝を狙うことになります。これはタイガー自身、メジャーを勝てずにいる最長記録に並びます(2002年全米から2005年マスターズ)。


また、タイガーが最後に優勝したのが1年3か月前。1996年にプロ転向して以来、優勝から遠ざかっている最長記録を更新中です。


ニクラウスも同じようなスランプに陥ったことがあり、1979年シーズンはプロ転向した1961年以降初めて未勝利で終わり、そのシーズンの最後3か月はクラブをほとんど触らなかったそうです。


「練習して、努力を続けていくと、何の予兆もなく全てがうまく行き始める時が来る。タイガーもそうなると思う。(スランプから脱するには)そういう小さな発見も必要で、タイガーのスランプはその一瞬がいつ来るかの問題なのだと思う。彼のような才能ある選手には、その日は必ず来る。このまま消えてしまう選手ではない。でなければ、メジャー14勝をどう説明するんだ?そこそこのゴルフでそんな成績は挙げられない。右へ左へボールを散らかしてたけど、それでも誰よりも早くホールを見つけて優勝してきた。必ず立ち直る」


タイガーがジャックの記録を破る・破らないを判断する材料の一つに今季のメジャーでのプレーに注目すべき、とジャックは言っています。


「今年の終わりに同じ質問をしてくれたら、きっとその答えはもっと明確になってるだろう。今年のメジャーでのプレーが一つの指標になるだろう」


マスターズまであと5週。この言葉は忘れずに観戦したいと思います。

PR

Access Ranking

Golf-aholic.com