タイガー・ウッズ、「'00年代最高アスリート」に選出

よりによってこんなタイミングで発表されてしまうのも皮肉だな・・・。


不倫騒動真っ只中で自尊事故を起こしてから一度も公の場に姿を現していないタイガー・ウッズが、先日、AP通信の「2000年代最高アスリート」に選出されました。


ゴルフダイジェスト・オンライン

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photo: Daily News


2000年からの10年間で最も輝かしい成績を残した選手に与えられるこの賞は、AP通信に加盟する全米各地の新聞社142紙のスポーツ編集長が一票を投じて決定。タイガーは最多の56票を獲得し、サイクリングのランス・アームストロング(33票)、テニスのロジャー・フェデラー(25)を押さえての選出となりました。


4位には水泳のマイケル・フェルプス(13)、次いでNFLの人気QBトム・ブレイディ(6)、陸上のウサイン・ボルト(4)が入っています。


メディアや広告での露出が人一倍多いからか、タイガーはゴルフ界に長年いるイメージがありますが、プロ転向してから今年でちょうど15年。そのうち直近の10年で彼が達成した偉業の数々とゴルフというスポーツに与えたインパクト、更にはタイガーのアスリートとしての圧倒的な存在感は他のスポーツでトップに君臨してきた者とは比較にならない-それがタイガー選出の最大の理由だったみたいです。


改めてこの10年のタイガーの偉業を振り返ってみると・・・


■優勝64回、3試合に1回以上の確率で優勝。うち9回は8打差以上。
■64勝のうちメジャー12勝(2位6回)。
■ゴルフのトーナメントが開催されている全ての大陸で勝利
■PGAツアー56勝。過去に56勝以上した選手は4名しかいない。それも10年間ではなく、生涯勝利数。
■世界ゴルフ選手権(WGC)は27戦14勝
■10年間のPGAツアー主催大会獲得賞金$81,547,410(約73億3,900万円)、1試合平均$482,529(4,340万円)
■10年間(520週)でワールドランキング1位の座でなかった期間はわずか32週。


これは文句なし。数字以上に語るべきものはありますが、これだけで十分なのでは...。


今回タイガーに一票入れた人のうち、半数以上は11月27日の自損事故以降に投票されたそうです。今回の事件がタイガーのイメージを変えてしまったとはいえ、10年というスパンで見た時のタイガーの功績は変わらなかったようです。


*マイク・ストレイン氏(タルサ・ワールド紙)
「唯一彼に投票しない理由があれば、それはここ数週間の出来事でしょう。ただ、それだけでは自分の意思は変わりませんでした。超人的なアスリートだと思います」


*ドン・シェルトン氏(シアトル・タイムズ)
「何があっても票は変えないでしょう。彼を純粋にアスリートとして見た。別次元の存在です。3年前に今回のような事件が起きていて、それが原因で成績が落ちてきていたら考えていただろうけど...」


*ポール・ヴィニア氏(ザ・ペイトリオット・ニュース)
「彼に票を投じるするには不自然なタイミングのような気もしますが、2000年から2009年というスパンで見た時に彼ほど自分の競技にインパクトを与えたアスリートはいません」


タイガーは今回の受賞について一切コメントはしていません。引き続き沈黙を保っています。


本来であれば、投票する方も、メディアも、タイガー本人・家族も諸手を挙げて喜んでいたでしょう。


10年に1度しかないこういうニュースがさらっと流されてしまうのも、とても切ないですね・・・。

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