「本能」or「泣き言」!?タイガー・ウッズ、クラブぶん投げ疑惑[動画あり]

FedEx Cupプレーオフ第3戦「BMW選手権」を制し、最終戦「ザ・ツアー選手権」をポイントランキングトップで迎えることになったタイガー・ウッズ。8打差の圧勝劇はお見事でした。


その前の週(ドイツバンク選手権)では終盤追い上げるも、初日からなかなかエンジンがかからず結果11位タイで終了。その初日、タイガーは1アンダー「70」でラウンドしたのですが、そのラウンド中にちょっとしたハプニングがあったようで、その動画がネットのいろんなところで話題になっていました。


少し遅れてしまいましたが紹介しておきます。


tigerwoods0914.jpg
photo: examiner.com


今回話題になっているのはドイツバンク選手権初日のラウンド中のこと。何番ホールかは不明なのですが、ロープ内に動画を撮影できるカメラを持ち込んでいた記者らしき人物がティショットを失敗したタイガーがクラブを地面に叩きつける映像をYouTubeに公開。


映像のクオリティーがかなり低いので本人と断定できるものではないのですが、撮影している人物に近付いてくる姿からは確かにタイガーのようなのです。


こちらがその動画。



ティショットを放った直後にクラブを叩きつけるようにして放り投げているのが分かります。その場から歩き去るタイガー、そして茂みに入ってしまったクラブを拾いにいくキャディーのスティーブ。こりゃスティーブも大変だわ・・・。同組の選手はさっさとティグラウンドから去っていき、何ともいえない張り詰めた空気が流れていたようです。


若かれし頃と比べると、その回数は減ったようにみえますが、それでもタイガーのミスショットの後の暴言(F××K!)やクラブを叩きつける行為は見ている方として(特にジュニア世代)は決して気持ちの良いものではないですよね。現に、タイガーはPGAツアーの中でも最も罰金を食らっている選手の一人でもあり、ファンの間では「泣き虫タイガー」、「よく泣く虎」と言われたり、「仮に友達だったらこんな奴とは回りたくない」と言われていて、コース上で見せる悪癖は彼の評判を悪くしているのも事実としてあります。


その一方で、タイガーの行動全てが全ゴルフファン(メディア)の注目を浴びているのも確かで、果たしてタイガーだけが悪なのかはなんとも言えません。また、ゴルフにあるかは不明ですが、テニスなどのスポーツでは「4 second rule(4秒ルール)」というメンタルトレーニングがあるくらいで、喜怒哀楽を内に秘めて一つのプレーの後4秒間だけその怒りや喜びを表現し、その後は今起きたプレーを忘れて次の一球に集中するといった精神面をコントロールする手法もあるのです。タイガーが時折見せる荒々しい一面もわざとそのようなメンタルコントロールの一つかもしれないですし、故にトップアスリートとしての「本能」なのかもしれません。


タイガーの悪癖は有名な話ですし、彼自身も認めています。WGCブリヂストン・インビテーショナルでスロープレーを勧告された際、タイガーは「それ(スロープレーの警告)までは素晴らしい勝負だった」と言い、それが原因でパドレイグ・ハリントンは焦って打たされてしまい池に入れて白熱した優勝争いに水を差した、とオフィシャルを批判しているとも取れる発言をしたのです。


>詳細はこちら:WGCブリヂストン・インビテーショナル:タイガーもガッカリ・・・「スロープレー」警告が勝敗を分けた?


その事件があった翌週、全米プロ選手権の週にタイガーはこう言っています。


「残念ながら、俺もミスショットする時だってあるし、いけないことを口走ってしまう時もある。わざとやっているわけではない。自然とやってしまうんだ。治そうとしているか?もちろん、小さい頃からずっとだ。でも時々出てしまうし、それは俺に限ったことではないと思う」


タイガーを模範としているアマチュアやジュニアが世界中に何万人、何百万人いるかは分かりません。個人的には、「程度の問題」だと思います。今回の疑惑になっているクラブをぶん投げたり、生中継のテレビクルーが付いている時に放送禁止用語は完全にアウトだと思います。でも、ギリギリのところでアスリートとして気持ちをコントロールしているものであれば、それはタイガーの一部として受け入れるべきなのではないか、と。


この動画を見ていて、毒舌で冷酷とも言われたベン・ホーガンの小噺を思い出しました。


1949年、二度とプレーできないであろうと言われほどの交通事故に合ったホーガン。しかし、奇跡的に翌年のロサンゼルス・オープン(リビエラ・カントリー・クラブ)で復帰。不運にも手術明けで足元が弱っていたホーガンをあざ笑うかのように、この大会は大豪雨に見舞われてしまったのです。


そして、ホールとホールの間にあった渓谷を渡る橋に着いたホーガンはこう叫んだそうなのです。


「俺はこんな橋は渡れないぞ。オフィシャルを呼んでこい。渡れと言うなら棄権する」


と。タイガーの癖がかわいく見えてしまうような泣き言を言い、曲者っぷりを発揮していたホーガン。結局、オフィシャルは試合を中断し、ホーガンは72ホールをサム・スニードとトップに並んでホールアウト。18ホールのプレーオフで敗れはしたものの、ホーガンの一風変わった性格はいつまでも語り草になっています。


きっとどの時代のトッププレーヤーにだって恥ずかしい過ちや汚点があったはず。このようにタイガーが泣き虫扱いされるのには、きっと情報社会でより多くの人に伝わっているという背景もあるだろうし、また彼を取り上げること自体が「お金」になるゴルフ市場の図式ができているというマーケットの事情もあるのかと・・・。


本質的な部分では、タイガーが悪意あってやっているものではない・・・そう信じたいですね。


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