タイガー・ウッズの今季初戦が始まりました。「ファーマーズ・インシュアランスオープン」初日、3アンダー「69」で22位タイとまずまずのスタート。得意とするトーレーパインズでの今大会はこれまでに6勝していて、直近で勝った4試合は初日を終えて7打、6打、4打、2打差と出遅れるも2日目以降に追い上げて優勝しています。タイガーにとってシーズン初戦の第1ラウンドはこんなもの。ここから徐々にリズムを作っていくのでしょう。
今週の試合の結果も注目されていますが、大会前にはタイガーのTwitterが話題になっていたようです。
ことの発端はファーマーズ・インシュアランス開幕の2日前、タイガーが自身のTwitterでファンの質問に答えていたのです。それを見ていたゴルフ界のつぶやき王、イアン・ポールターがすかさず割り込んできたのです。
--------------------------------------
![]()
via Twitter@IanJamesPoulter
「タイガー、@WestwoodLee(リー・ウェストウッド)&その他の『ひやかし隊(Banter)』に入って楽しもうぜ。みんな(フォロワー)を楽しませてあげよう」
--------------------------------------
とタイガーに「仲間」に入るよう招待。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、ウェストウッドとポールター(そして時にはロリー・マッキロイも)のTwitter上のやり取りは悪ノリの究極で、とにかくお互いをけなし合ってどっちが面白いことを言えるかを競い合っているのです。仲が良いからできることなのですが、ここでポールターはウェストウッド宛に
--------------------------------------
![]()
「@TigerWoodsタイガーが質問を受け付けてるらしいぜ。何聞こうか?」
--------------------------------------
と完全に悪ノリモードにスイッチが入ってしまってます。小学校の時にこういう奴必ずクラスに一人はいましたよね(そして結託すると更に勢いを増すw)
しかし、
タイガーはこれらのツイートを無視w
すると、わずか5分後に
--------------------------------------
「おい、タイガー、いつになったら『ひやかし隊』に入ってきてくれるんだよ」
--------------------------------------
とポールターが再び催促。
しかし、タイガーはこれもまた無視ww いたずらには応じない姿勢を貫いているかのように。
そして再びポールターが
「察するにNo.3は自分でつぶやいてないな。遊んでくれないのか」
と。「No.3」とはタイガーの世界ランキング。あえて名前で呼ばず、そして1位ではないタイガーをランキングの数字で呼んでいます。
2年ほど前でしょうか。当時PGAツアーでは優勝経験のなかったポールターがとある雑誌の取材で
「ポテンシャルをフルに発揮したら、俺に勝てるのはタイガーだけだ」
とタイガーだけではなくその他トッププロを挑発するような発言が話題になりました。ポールターの発言は一人歩きしてしまったのですが、彼の本音としては他の選手云々ではなく、タイガーを超えることが現実的に多くのプロにとって難しいのであれば、「No.2を目指す」と言いたかったのです。タイガー自身このコメントは良い刺激になったと言っていて、それ以後、タイガーとポールターは「No.1」「No.2」と呼び合うようになったのです。
そして、今となっては「No.3」になってしまったタイガー。脱線してしまいましたが、Twitterの話に戻ると、代わって「No.1」になったウェストウッドがここで入ってきたのです。
--------------------------------------
![]()
via Twitter@WestwoodLee
「@TigerWoodsタイガー、髪の毛をショウガ色に染めて、IJP(ポールターのアパレルブランド)と契約をして、白いフェラーリを買ったのはポールターに憧れているからって聞いたけど本当?」
--------------------------------------
それに対するタイガーの反応はというと・・・
無視www
この集中攻撃、ひどすぎますねw ポールターはまだあきらめません。
--------------------------------------
![]()
「簡単だって!写真を撮って、すぐに投稿!今ね、一杯飲んでるんだ」

photo via TwitPic
「タイガー、笑って。タイガー、タイガー、笑ってくれよ。お願いだから笑って、@TigerWoods。そうだ、君のために一曲歌おうか?」
--------------------------------------
そして、無視!
何をやっても動じないタイガー。しょんぼりとあきらめたポールター(とウェストウッド)。最後にこんなやり取りが...
--------------------------------------
ポールター:
「冗談の通じないフォロワーがいたらあれだから言っておくけど、俺らはタイガーとうまくやってるからね。ひやかし合って楽しんでるだけだから」
ウェストウッド:
「分からないの?笑いのセンス皆無!」
--------------------------------------
すると、ここまで全く登場していなかったあの人が...
--------------------------------------
ババ・ワトソン:
「おめーらなんでそんなにマイナス思考なん??ハハハハハ」
--------------------------------------
と、ババがタイガーの肩を持ってあげたのか、、、、と思いきや、しっかりこの2人の悪ノリに便乗!そしてここからババとウェストウッドのやり取りに発展。
--------------------------------------
ウェストウッド:
「ハハハハハハ。これがイギリス人の性格かな!今週はサンディエゴ(ファーマーズインシュアランスオープン)?」
ババ:
「そう。No.3の動きをよーく見ておくよ!!」
ウェストウッド:
「気をつけろよ!ザ・プレーヤーズは出るの?」
--------------------------------------
...と最後は出場する・しない、出られる・出れないで渦中の大会「ザ・プレーヤーズ」の話題をあえてここで出しています。にしても、イギリスコンビはほんとネガティブなことを笑いにするのが得意ですね。
そして、ファーマーズの大会前の会見でこのツイッターでのやり取りについてタイガーは聞かれていました。
==============================
Q. ツイッターの一員としてはまだ新しい方ですよね。ポールターが望んでいるようにあなたはこの新しいメディアを受け入れてますか?楽しんでますか?
タイガー:
「楽しんでるよ。これまでとは違う角度でファンと交流できている。ポルツ(ポールター)ほど頻繁にはつぶやけてないけどね。まだ慣れてる段階だけど、楽しんでるよ。
「自分をフォローしてくれている人たち、知っている一部の人たちからの質問には答えている。面白いのは、テキストを打ち込むだけで俺に質問ができるということ。少しずつわかってきた感じかな。もうちょっと慣れなきゃね」
Q. フォロワーが何人いるとか気にならない?ここでも誰かに「勝とう」としてる?
タイガー:
「それはない。これまでとは違うファンとの接点を求めているだけ。あとは、俺の友達が知っている俺の一面をなるべく出そうかな、と。知らないことだらけだろうから」
Q. ツイッターでは「まだ新人」とのことですが、ツイッターユーザーとして自分にハンデを与えるとしたらどれくらい?
タイガー:
「あまりよろしくないね(笑)」
Q. 先日、ポールターがあなたを「ひやかし合い」に巻き込もうと頑張ってましたが...。
タイガー:
「ポルツっぽいね。たぶん退屈でほかにやることがなかったんじゃないかな。俺は家で練習して、こっちに向かう準備をしてた。あれはポルツらしいよね。構わないよ」
Q. ポールターはあなたをランキングの順位で呼んでいます。ちょっと前まではNo.2、そして今はNo.3。これはあなたのプライドを傷つけますか?競争心が煽られますか?
タイガー:
「いやいやいや、それはない。俺もあいつには何度かそれに似たようなことを言ったことがあるからね。ただ、あいつのように公に出さないだけだよ(笑)」
==============================
「クリーン」なイメージをなんとかして取り戻そうとしているタイガー。そして、対照的にイメージなんて関係なくファン、そして選手同士でからかい合ってるポールター&ウェストウッド。
コースを離れたところでのこの両者の今後のバトルにも注目しておきましょう。
めげるな、タイガー!
がんばれ、タイガー!w
>タイガーのTwitter
>ポールターのTwitter
>ウェストウッドのTwitter
>Get in the Hole!のTwitter
