元「ビッグ5」ビジェイ・シンがトップ50脱落!全米出場ピンチ

今週の「HPバイロン・ネルソン選手権」初日は日没サスペンデッド。メジャー第2戦に向けて調整に入る選手もいれば、なんとか出場権を獲得しようとしている者もいます。


そんな中、数年前までツアーを引っ張っていた選手が崖っぷちに立たされています。


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photo: zimbio.com


バイロン・ネルソン選手権の初日を2オーバー、暫定96位で終えたのがビジェイ・シン。最近あまり名前を見ないと思ったら、先週の「バレロ・テキサス・オープン」で5戦連続して優勝争いどころか賞金を獲得していないのです(厳密に言うと、予選落ち3回、棄権1回、MDF1回*)。今年に入りトップ10が僅か1回、マスターズでも10オーバーで予選落ちしていました。


そして先週の結果を受け、ビジェイは世界ランキングが51位に脱落、なんと18年ぶりにトップ50位から姿を消したのです!最後に51位だったのが1992年8月16日。石川遼はまだ生後11ヶ月。それだけ長い間、上位で活躍し続けたということですね。


そして、トップ50位に与えられる全米オープンの出場権も危うくなってきました。というよりも、崖っぷちです。タイミングが悪いことに、今週のバイロン・ネルソン選手権終了後の世界ランキングをもとに選出され、ビジェイは2日目に挽回をしてなんとか予選を通過しないと、全米オープンは予選会からの出場を狙わざるを得なくなります。


数年前まではタイガー・ウッズフィル・ミケルソンアーニー・エルス、レティーフ・グーセンと共に「ビッグ5」の一員だったビジェイ。ここ10年で世界No.1に君臨したのはタイガーとビジェイの2人だけです。「練習の虫」のあだ名で知られ、筋力トレーニングも積極的に取り入れているため、肉体的な衰えからくるものではなくケガが完治しきっていない状況でプレーを続けているのが原因と見る人もいるようです。近年は度重なるケガに悩まされていて、一昨年は左腕で数ヶ月離脱、今年に入ってからも背筋痛で2度棄権しています。


近年、トム・ワトソンやケニー・ペリーらベテラン選手が若手に交じっても活躍しているからか、「年齢=衰退」というイメージはありません。むしろ、年齢からくる経験やフィジカルトレーニング技術の向上で活躍するシーンが増えている、と言っても過言ではないでしょう。


再び世界5本の指に入ってくることはあるのでしょうか...。カプルスやワトソンの活躍を見ていると、復活してくるビジェイの姿は容易に想像できます!

*MDF=Made Cut Did Not Finishの略。

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