石川遼効果も業界全体はまだ低迷!アコーディア(ゴールドマン・サックス)、ゴルフ場買収の融資枠拡大

株とか金融業界の動きとかあんまり興味ないのですが、先日、Bloombergの短信を見ていたらこんなのが目に入ってきました。


Goldman's Accordia Said to Increase Golf Course Loans(ゴールドマンのアコーディア、ゴルフ場(買収)融資枠拡大へ)

国内最大のゴルフ場運営者であるアコーディア。今回、銀行からの融資枠を30%程度増やし165億円にし、その増資分(40億円)で東京、大阪、名古屋の都市圏で6~10ゴルフ場を新たに買収する計画だそうです。


気になったのが、このニュース短信に記載されていたSMBCアナリストのコメント。


「ポジティブなニュース。日本のゴルフ業界は石川遼の活躍で盛り上がるも、全体的には未だ低迷している」


とのこと。石川遼がゴルフニュースではなく、ビジネスニュース(アナリスト)のコメントに出てくること自体驚きですが、18歳ながら「業界全体に及ぼす影響力がある」、と専門家も分析しているのでしょう。


レジャー業界全般に言えることですが、景気の先行きが不透明な昨今。来年の後半まで景気の回復は難しいといわれている中で、娯楽に使う資金は絞られていくのは必至で、そんな状況を見据えてアコーディアはゴルフ場の「価値」が高騰する前に買収を仕掛けていこうとしているのでしょう。現在、アコーディアは全国で123、追随するPGMは122のゴルフ場を運営しています。


最近、いろんなところで「ゴルフの若年化」に関する記事を見かけますが、きっとその流れの中でアコーディアのようなゴルフ場運営者はより安価で、便利な場所でゴルフができる環境を整備しようとしているのではないか、と。ただし、過度な価格競争は業界全体のバランスを崩しかねません。ゴルフという敷居が下がってくればくるほど、これは重要なテーマになってくるような気がします。


accordia1020.jpg
photo: access gate


アコーディアで思い出したのですが、静岡にある「愛鷹シックスハンドレッドクラブ」が大好きで、日本で最初に父親に連れていってもらった場所でした。趣のあるクラブハウス、沼津港を見下ろす情景、(バブル時には)「600名の厳選されたメンバー」によって構成されていた場所でプレーできるという「特別感」に浸っていたのを覚えています。


ある年の末に行ったとき、玄関にアコーディアのロゴが立て掛けられていて、クラブハウスの雰囲気もどこか変わっていて・・・。コース自体はこれといって変わっていなかったので、今でもお気に入りの一つなのですが、これから買収を続けるであろうアコーディアやPGMのような企業には日本のゴルフの「伝統」を守りつつ、これまでの無駄を「削減」していって欲しいな~と。


何事も「バランス」は大切ですからね。


ゴルフダイジェスト・オンライン

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