師走のこの時期になると、「打ち納め」で今年のラウンドを締めくくるゴルファーも多いのでは...。海の向こうアメリカには今年の「打ち納め」でとんでもない世界記録を達成したアマチュアゴルファーがいるとのこと。
その記録とは「年間ラウンド数」で、その数、なんと、600ラウンド!しかも、すべて同じコース、しかもすべて「歩き」というから驚きです。
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photo: Robert Fagan
この記録を達成したのは米テキサス州、ダラスに住むリチャード・ルイスさん(64歳)。ダラス郊外に住むルイスさんは、今月19日、メンバーコースでもあり、PGAツアーの「HPバイロンネルソン選手権」の会場でもあるTPCフォーシーズンズ(ラスコリナス)で今年587回目のラウンドをしてこれまでのギネス記録を更新。さらに26日には前人未到の「600」ラウンドの大台に到達したとのこと!
記念すべき600ラウンド目はルイスさんと一緒にラウンドできる権利とサイン入りのスコアカードを販売、売上金の8,800ドルをFirst Tee of Dallas(ジュニア育成基金)に寄付をしたとのこと。これもルイスさんの意思だったとのこと。
「600ラウンドまで行くとは思わなかっただろう?俺は400でも厳しいと思ったし、500は現実的ではないと思ってたけど、ずっと600という数字は頭の中にあった。ホッとしてるし、達成感で一杯だよ」
とルイスさん。
この600ラウンドという記録ですが、どれだけすごいか冷静に考えてみると、単純計算で
365日×2ラウンド=730回
365日×1.5ラウンド=547.5回
で、1月1日から記録達成した12月26日までの日数(360日)で割ると、
600ラウンド÷360日=1.66ラウンド
ということになります。ちなみに、600ラウンドを記録した12月26日は18ホール(1ラウンド)しか回らなかったとのこと。「最後に一日18ホールしか回らなかったのはいつだったか思い出せないよ」と、ルイスさん。雨のクリスマスイブは36ホール、クリスマスの日も36ホール回っていたとのことで、2010年末までには611ラウンド回っているそうです。64歳という歳を考えると、すべて「カートなし(セルフ)」の歩きの記録がすごいの一言。
アマチュアゴルファーならたまに「ワンハーフ行こうか」という軽いノリでラウンドする時もあると思いますが、これを毎日、いかなる天候でもやり続けるわけですから、本当にゴルフが好きでないと苦痛以外のなにものでもないのかと...。アマチュアゴルファーの鏡ですね。
「アメリカ中にあるゴルフ場で、このような記録がここで達成できたことが素晴らしい。バイロン・ネルソンは常に『ゴルフに敬意を払え、そしてゴルフに恩返しをしろ』と言っていました。今日、それができたことを誇りに思う」
と、TPCフォーシーズンズ男子ゴルフ協会代表のフランク・ブロイルズさん。
ルイスさんは2009年4月に保険会社の社長としてリタイアし、現役時代は週に2、3回ラウンドしていたとのこと。定年後、仕事をしていた時間をどのように使っていこうか考えていたところ、年間最多ラウンド数の記録のことを思い出したのだとか。単純に「年間最多ラウンド数」の記録があることは知っていたのですが、同じコースで且つ全てカートなし(セルフ)でラウンドした記録はないことに気付いたとのこと。
気になるラウンドフィーの方はというと、ゴルフ場の会員フィー以外に1ラウンド12ドルかかっていたとのことで、ラウンドフィーだけで7,300ドル強(約61万円)掛かったことになります。そして、すべてのラウンドで歩いていたことから、なんと体重が15キロも痩せたのだとか!
長年、お付き合いしているガールフレンドは何度か一緒にラウンドしたとのことですが、最後は見学するだけになったそうです。
「彼が一つ学んだことがあるとしたら、それは『忍耐』でしょうね」
と、なんとも意味深な一言。
何事も継続、忍耐が肝心なんですね。ハイ!
