ウォーカーカップ英・愛チーム、「プロ」がキャディするも罰されず優勝

先週、アイルランドで開催されていたライダーカップのアマチュア版「ウォーカーカップ」。最終日のフォーサムで米国チームが巻き返すも、序盤の大量リードを守り切った英・愛チームが14-12で逃げ切り、4大会ぶりに優勝(通算では米の34勝8敗1分)。


しかし、この英・愛チームの勝利、少し後味の悪いものになってしまったようです。

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photo: zimbio.com


初日午前のフォーボール。ジャック・シニアアンディ・サリバン組が米のケリー・クラフト(今年の全米アマ優勝)とラッセル・ヘンリー(ネイションワイドツアー優勝)の強豪を2&1で破る金星を挙げたのですが、この1点、実は米チームに転がっていたかもしれなかったのです。


というのも、シニアのキャディを務めた兄ジョーが「プロゴルファー」の資格を持っていたことが競技後に発覚。ウォーカーカップの規程上、プロゴルファーがバッグを担ぐことは禁止されているのです。競技中に発覚しなかったためオフィシャルなスコアとして認められましたが、本来であればジョー・シニアが「キャディしたホールを負けとみなし(最大2ホール)且つキャディの交代」も命じられていたとか。シニアは次戦から別のキャディでプレーをしていました。


初日午前のラウンド後、BBCでの中継内で解説者のポール・イールズ氏がジョー・シニアはプロゴルファーかもしれない、と指摘したことがきっかけで調査が開始されたのだとか。


「ジャック・シニアのキャディがプロゴルファーかもしれないということは競技後に知らされました。ジャックにその旨確認したところ本当でした。プロゴルファーはキャディにつけないというウォーカーカップの規程があります。その規程が破られていたことが分かったのは競技が終了した後でした。ラウンド中に発覚していれば、規定に基づいたペナルティを科し、そしてキャディをラウンド中に後退させていました。しかし、競技後までその事実が明らかにならなかったため、ゴルフ規程に基づき競技は成立し、結果、英・愛チームの3-1のリードは変わらない」


と競技後に説明したR&Aのピーター・ドーソン氏。


試合中に発覚していれば同点、もしくは米チームの逆転まで見えていた今回の一件。逆に、この1点が米国サイドに入っていても結果は変わっていなかったかもしれないので、何とも言えませんがちょっとしたことで流れが変わるチーム戦だけに、このような結果になってしまったのは残念ですね・・・。

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